服薬管理のアプリで安心!慢性骨髄性白血病(CML)の服薬管理
慢性骨髄性白血病の夫を見守る妻、あおくまです。
訪問いただきありがとうございます。
慢性骨髄性白血病(CML)は、薬を飲み忘れないことが、何よりの治療。
ただ、調子がいいときにはついうっかり薬を飲み忘れてしまったりすることって、誰にでもありますよね。
副作用が辛いときも、薬を飲みたくないという気持ちになると聞きます。
夫は既往症があるために通常の成人の半分量で経過を見ていますが、本当に半分量で大丈夫なのだろうか、という不安はいつも心の中にあります。
一時期、皮膚障害が強く出ました。特に、手指のひび割れなどは仕事でキーボード入力するのも辛いと言っていて、ハラハラしました。
それでも、薬を飲み続けると、身体が慣れてくるのでしょうか。今では皮膚障害は見られなくなりました。
服薬率は、治療成績にも影響するので、見守る妻としては、とっても気になります。
我が家の夫は、朝ごはんの後にグリベック2錠を飲んでいます。
何かの理由で朝ごはんを食べなかったり、急いで出勤する必要があるときなどは、うっかりすることもあるようです。
我が家では、夫がアプリ嫌いなので、外装フィルムの目視チェック。
そんなアナログよりも、本当はこっちをお勧めしたい!慢性骨髄性白血病(CML)患者さんのために開発されたアプリがあるので、ご紹介します。
めんどくさがりの夫に代わって、妻がこっそり、アプリに検査結果を入力するっていうのも、アリですね、うん、そうしよう(笑)
慢性骨髄性白血病(CML)患者さんのための服薬手帳アプリ
患者さん自身が血球数などの検査値、副作用などを入力し、保持することができるスマートフォン用アプリです。
服薬時間を知らせるアラーム機能やカレンダー機能もあり、これまでの紙の手帳に比べ、手軽で便利にご利用いただけます。
また副作用の記録も簡単にできます。これを見ながら、診察の際に先生に相談しましょう。
App Store、Google playから無料でダウンロードいただけます。
患者さんご自身で、血液検査の検査値や副作用などの項目を入力することが出来ます。
アプリを起動すると、このような画面が表示されます。
服薬設定・アラーム機能
治療薬ごとに服薬回数や時間を設定。
アラームを設定し、服薬チェックすると、カレンダーに服薬した記録が残りますので「あれ?朝、薬飲んだっけ?」なんていう時にも、確認ができるので安心です。
服薬率も起動画面の下の部分に表示されるので、視覚的にも安堵感を得られます。
検査記録の項目は3種類
- 血液学的検査
- 細胞遺伝化学検査
- 分子遺伝学的検査
副作用の記録
お薬にはつきものの副作用。記録を残しておくと、ドクターに説明するときにも便利ですね。
項目をチェックして、メモを入力できます。カレンダーにも表示が出るので、副作用が多かったかな、と思うときには、それをドクターに見せて相談できる、というのもgood!
医療費の入力はありがたい。
医療費や交通費などの入力が出来るのも大きな特徴です。
一般的なお薬手帳でも、アラーム設定や服薬管理が出来るものも多いようですが、医療費の管理が一緒にできるのは珍しいですね。
病院の待ち時間などに入力して、自分の身体の状況をチェックできるようにデータ管理をすると、ライフログのように活用できると思います。
まさに、がんと生きるアプリ、という感じですね。
まとめ
最後に・・・
佐賀大学医学部附属病院 血液・呼吸器・腫瘍内科の木村晋也先生の動画を貼っておきます。
夫が罹患したときに、木村先生の動画で慢性骨髄性白血病について学びました。
分かりやすく、大変勉強になりました。
慢性骨髄性白血病・急性リンパ性白血病 “どんどん進化する白血病の治療” 木村 晋也
慢性骨髄性白血病服薬管理は飲み忘れ防止が何より大切。
このアプリで記憶より記録の服薬管理!
アプリを開発・提供してくれているノバルティスファーマ株式会社さんにも感謝です。
今日から妻が、夫の代わりに記録を始めます♪
最後までお読みいただきありがとうございます。今日もいい日でありますように。