慢性骨髄性白血病と「お酒」ーある患者の妻の思い
お酒は控えてください、とドクター
実は、発症当時担当医から禁酒を言い渡されてノンアルコールビールで頑張っていた夫ですが、肝機能の数値が発症前よりも良くなったことに気を良くしたのか
だんだんと、お酒に手を出すようになり・・・
セカンドオピニオンとして、佐賀大学医学部附属病院のK先生に診てもらった時にお酒の話となりこんなことも言われまして。
「いやね、現実問題として禁酒って言うのはストレスなわけですよ。僕は、適度な飲酒ならいいと思いますよ、まぁ担当医には内緒ですよ(笑)」
夫はこの言葉に背中を押されて(?)赤ワインならポリフェノールが豊富だから呑み過ぎなければ身体によい、などという持論を唱え始め、現在に至っております。
肝機能の数値は、実のところ今までになく良好で、正常範囲内。夫はニヤリ。
以前に比べて、確かに酒量は減っている
家で飲むお酒の量も、外へ飲みに行く頻度も、確かに減っています。
最近はビールを飲む量が減り、赤ワインを飲む量が増えています。確かに若いころのように一晩でワインを1本、夫がひとりで空けてしまうなんて言うことはなくなりました。
多分、夫が禁酒を続けていると思っている主治医・・・
最近、私は夫について病院へ行かないようにしているのですが、その理由の一つに、夫が「飲んでません」などという、罪のない(?)嘘をつくのを見たり聞いたりしたくないというのもあります。
妻としては、かたくなに禁酒をして機嫌が悪くなったり(私がちょっとお酒を飲むのも躊躇われるような雰囲気になったり)するのも、ストレスが溜まるなあと思うので、いまのところ(本当は良くないかもしれないけれど)見逃してやるか・・・という気持ちです。
しかしながら、1杯目のビールは、旨いよねぇ♬