時間が経つと解消される不安もあるということを実感
去年の今頃、CML(慢性骨髄性白血病)の夫はグリベックの副作用に悩まされていました。
副作用はずっと続くというわけでもない
手の皮はボロボロと剥がれ落ち、爪の周りの肉も深く割れて、キーボードを触るのも痛いと言い、指先に絆創膏を撒き、手袋をして過ごしていました。
それでもダイビングに行きたがるところが不思議なところでしたが(だって海水しょ、沁みるでしょ、どう考えても私なら無理)傍でいている妻としても、この状態がずっと続くのだろうか、と心を痛めていました。
ところが春になり、だんだんと皮膚障害は緩和され、季節的なモノだったのか身体が慣れたのかは分かりませんが、皮膚障害のことなど、すっかり忘れてしまうほどになりました。
夫は今年もフェスやダイビングで人生を大いに楽しみ、ドクターに言われるまま週イチで病院に通い、時々CK値が高いと言われてさらに通院し、というような状態です。
私自身も平穏な気持ちを取り戻し、家計もがん保険のおかげで大きな影響を受けずにいられるため、現在は問題なし、といったところです。
副作用はずっと続くものばかりではない、身体が慣れていくものもあるのだということを身をもって体験したことで、気持ちが少し楽になりました。
異常気象のせいなのか、あちらこちらで桜が咲いています。
風が吹くので、なかなかピントが合いません・・・