まさかの「慢性骨髄性白血病」夫を支える妻blog

がん罹患者の家族のblogです。

週イチの受診報告・・夫の場合

2017.9.20火曜日 晴れ

 

しばらくグリベック2錠を継続しましょう

 

夫は慢性骨髄性白血病を患っていて、現在グリベック2錠で闘病中です。

私の休日と受診日が合えば一緒に病院へ行きますが、この日は私が出勤だったので、夫がひとりで病院へ行き、仕事帰りの私を夫が迎えに来てくれて、帰宅途中に受診での話を聞きました。

 

夏も終わり、日が落ちるのも早くなってきて。

早番の日でも少し遅くなると帰りが19時前になってしまいます。この日も少しばかり遅くなってしまい、夫を駐車場で待たせてしまいました。

 

肝臓を保護する、強力ネオミノファーゲンの注射

「今日も肝保護剤を打ったよ」

夫は、もともと肝機能の数値は高くて、これはグリベックの副作用のせいとも言い切れないような気もしますが、最近では病院へ行くたびに肝臓を保護する、という注射をしています。

強ミノ」と言われているものですが、実はコレ、私も使ったことがある薬です。

medley.life

20代のころ、謎の慢性じんましんに悩まされまして、その時にこの注射を点滴に入れてもらうと落ち着くのが早かったので、いつも使っていました。

まさかこの薬が私の人生に再登場するとは思ってもいなくて驚きました。

 

夫はこの薬を静脈注射するそうで、たまに血管痛もあるそうです。

 

継続中のミッション「禁酒」

禁酒を命じられて以来、夫は「ノンアルコール飲料」をごくたまに飲むくらいで、ちゃんとドクターの言いつけを守っています。

 

夫がお気に入りなのは、零イチです。

キリン 零ICHI ノンアルコール 350ml×24本

 

もともと、そんなに大量に飲酒するわけではないのですが、健康診断の肝機能の数値ははいつもレッドゾーン。

 

もっとちゃんと、健康管理に気を付けておけばよかった、と心密かに妻は反省しております。

美味しいもの、好きなものを食べて楽しく過ごすのもいいのですが、やはり健康管理は「健康な時にこそ」しておかなくては、と感じます。

 

ちなみに、私もお付き合いで断酒中。

ノンアルコールビールって、おいしくないですよね。私はノンアルビールを飲むくらいなら、お茶でいいや。っていう気持ちになり。

ここ数か月は、ビールを飲んでいません。もともと350ml缶も残すくらいなので、どちらかと言えばお酒に弱いタイプですぐに酔っぱらって眠たくなるので、

 

ところが夫が「TVで見たけど、ビールって更年期にいいらしいよ」というので調べてみるとびっくり。

ホップ成分のエストロゲン様作用による更年期障害の改善作用(文献②)
*睡眠時間延長作用、鎮静作用(文献③)
*II型糖尿病患者に対するインスリン感受性の改善作用(文献④)
*胃液の分泌増加作用(文献⑤)

www.brewers.or.jp

宣言!私、今日からビール飲みます(笑)

ホットフラッシュがきつくなってきたんですよね、夫にお付き合いしてビールを飲まなくなってから。

「すごい汗ですよ」と言われたり、自分でも背中を汗が流れるのを感じたり、していました。昨夜も、夫に「暑いの?」と言われるので「どうして?」と聞いたら「いや、額に汗が」と言われて・・・

婦人科に相談に行こうかな、なんて思っていたところでした。

ビール飲んでホットフラッシュが落ち着くなら、薬だと思って嬉々として飲むことにいたします。

病気と闘う、あるいは病気と共に生きる中年期夫婦。どちらが倒れても大変です。どちらも倒れたら、もう、どうしましょう?それは避けたいですよね。

私も自分の体を大切にしなくては!

 

話がそれてしまいましたが・・・

 

通常、慢性骨髄性白血病の場合にはグリベックは成人で4錠投与とされていますが、夫は副作用などを考慮して平成29年6月より1錠からスタートし、現在は2錠。

 

主治医は、「しばらく2錠で様子を観ましょう」と今日もおっしゃったそうで。

夫は早く2週間に一度のペースの受診にならないかなあ。と言っています。休日が潰れてしまうので、遊びたい夫には、通院に時間がかかるのがストレスのようです。

 

夫の現在の状況

 

今のところ、皮膚障害と少しの筋肉のひきつり程度の副作用で、日常生活には全く問題がない状態です。

病気とは思えないほど、彼は元気です。

毎朝、飲んでいる薬の量を見なければ、病気であることを家族でさえ忘れてしまいそうなくらいに、元気です。

薬はだいぶん減ったのですが、朝の薬の抜け殻をパチリ。

 

f:id:yoko_t:20170921095216j:plain

 

ありがたいことに、夫はいつもと同じように仕事をしています。本当にありがたいことだと思います。

この状態が、出来るだけ長く続きますように、と心から願います。