まさかの「慢性骨髄性白血病」

慢性骨髄性白血病の夫を見守る妻のブログ

もしも「がんと診断されたら」まずは、保険証券をチェック。

今はカウンター内で「来店してきたお客さま」に「新しい保険」をご案内するのが仕事ですが、以前は電話で問い合わせをしてきたお客さまへ、こちらから訪問して様々な生命保険に関する問題を解決する仕事をしていました。

 

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これから夫は慢性骨髄性白血病という病気と闘います。私は長く続くであろう高額な医療費負担と闘います。

これから大学へ進学する子供がいるので、実際のところ病気になるタイミングとしては、最悪・・・なんですよね。こうなってしまったので、あとは頑張るしかありません。

前向き前向き、と呪文を唱えながら、誰かのお役に立てれば、と書き綴ることにします。

チェック①受取人は誰?

実は、「給付金請求手続き」にはいろいろなトラブルが発生することがあります。

私は給付金手続きにおけるトラブルをいろいろと経験しました。まず確認していただきたいのは「給付金受取人」が誰になっているか、ということです。

 

基本的に、給付金は被保険者が受け取ることになっています。

我が家の保険、2証券ともに被保険者である夫が受取人です。

私が契約者で私がお金を払っているんですけどね、受取人は給付金受取人です。入院給付金とはそういうものです。

 

注意! 一部のがん保険など古い契約の中には、被保険者ではない人が給付金受取人に指定されている場合があります。(多くの場合は給付金受取人=被保険者となっていますので、念のため)

 

親御さんが掛けている保険をそのまま継続していた場合、給付金や死亡保険金の受取人が親御さんである可能性もあります。時には親御さんが亡くなっていたりすることもありました。詳しい手続き方法については保険会社へ確認ください。

時には、結婚したのに名義変更をしていないまま、親御さんが掛け続けているがん保険がお役にたった、ということもありました。

給付金受取人と死亡保険金受取人を離婚を機会に妻からお子様に設定変更していましたが、そのお子さんが海外へ行ったまま連絡が取れない、という方もいました。

 

我が家の契約は全て、被保険者が受取人でした。

今のところ、入院が長期化する予定はない(と思いたい)ので、給付金と医療費の支払いなどのお金の管理は夫に任せることにしました。

 

チェック②保障内容はどうなっていますか?

我が家の場合・・・

診断給付金が100万円と入院給付金が日額3万円。退院後の通院は1万円。

私は自分が取り扱ったプランなので、大体の内容は分かりますが、現在では販売停止になっているプランです。記憶とはあいまいなものですよね。細かい保障内容については、やはり約款を取り出さないと分かりません。

 

保険証券を取り出したら、コールセンターなどで保障の内容を確認してみてください。特にチェックするポイントは、以下の4つです。

 

①診断給付金

「がん」と診断されたら、一時金を受け取ることができます。この「がん」の定義がどうなっているのか、を確認しましょう。病名がわかっている場合、その病名で支払い対象かどうかも確認しましょう。

 

この診断給付金は、保障内容によっては一度限りということもありますし、支払事由に該当すれば複数回受け取れるプランもあります。

 

②入院給付金

入院給付金はがん保険であれば日数無制限で保障されているものが殆どです。がん保険だけではなく、医療保険でも新しい保険では日数無制限になっているものもあります。

ごくごく古いがん保険の一部に更新型のがん保険があり、継続が不可能なものもありますが、「一生涯の保障で日数無制限の保障」であるかどうか、ということを確認しておくと安心です。

 

③通院給付金

通院給付金については、特に注意が必要です。

入院をしなくても、がんの治療のための通院であれば日数無制限で保障してくれる特約もありますし、一定日数の入院を前提として支払われるタイプの通院給付金もあります。

例えば、古いがん保険の一部には「20日以上継続入院」が条件となって通院給付金が支払われるという条件のものがあります。

早く家に帰りたい、と19日で退院してしまうと、通院保障を請求することが出来ません。支払事由が20に以上の継続入院であるということを知っていれば、急いで19日で退院することがそのあとの保障に大きな影響を与えることがわかります。

保障の内容は、病気をしてから変えることは出来ませんが、支払事由を理解していることで「知らずに損をする」ということを避けることができます。ぜひ、ご確認ください。

 

我が家の場合、通院特約は2種類付加されています。

・通院給付金:継続5日以上の入院の退院日の翌日以後365日以内の通院(退院後の通院について60日)

・特定治療通院給付金:がんの治療として放射線治療抗がん剤治療、ホルモン療法を受けることを目的とする通院をしたとき(保険期間を通じて通算120万円まで)

ただし、抗がん剤内服の場合は対象外。(実際のところ、これはがっかりでした。夫の場合、内服の分子標的薬での治療がメインになると言われています。薬が効かないとか、副作用が強く出るとか、病気が進行してしまうなどのトラブルがなければ、一生涯高額のお薬を飲み続けることになる、という病気です。

新しいタイプの保険(抗がん剤治療の場合に回数無制限で保障してくれるプラン)に加入しておかなかったことを、正直なところ後悔しています。

まさか、夫が慢性骨髄性白血病になるなんて、思ってもいませんでしたから、「保険に入りすぎ」といって相手にしてくれない夫ではなく、私が申し込みました。

 

www.zurichlife.co.jp

 

新しい保険では、通院保障も日数無制限となっている場合もあります。

同じ保険会社のがん保険でも、加入したプランによって支払事由が異なる場合があります。

ご自身の契約している保険の保障内容については、各保険会社のコールセンターで契約者からお申し出頂き、ご確認ください。(給付金請求時には、ご家族でも確認できる場合があります)

販売中止になっているプランについては、公式サイトでも確認できない場合がありますし、契約内容がパッケージプランではない場合もあるでしょう。証券ごとに確認をお勧めします。

我が家の場合、夫は、お金の管理をしたいタイプでAFPも持っているので、信頼して任せられますが、もしもそれが負担になるようであれば、やはりAFPの私が引き継ごうと思っています。

 

④保険料払い込み免除

お金の管理については、健康で何事もないときにはそれなりの不安で済みますが、病気になると、医療費の支出とともに収入が減る可能性についても不安を覚えます。

最近のがん保険医療保険は、がんなどの病気になったときに保険料の支払いが免除される特約が付加されていることもあります。保障内容をよく覚えていないのでしたら、こちらもご確認ください。

 

不安は不安を呼びますが、ここはぐっと我慢です。前を向いて歩いていきましょう。

 

私は今、仕事で給付金請求手続きの案内をしていた時の「お客さまの立場」を味わっています。それも、特に治療費が重く負担となる可能性が大きいと言われる病気(慢性骨髄性白血病)なので、いくら保険に加入していると言っても、正直なところ不安です。しかも持病もありますし。

だからその不安を解消するために「誰かの役に立つこと」をしたいと思い、ブログに書き綴っています。

実際のところ、お友達にこの話をしたいとは思いません。そのうちに相談することになると思いますが。

とりあえず匿名のブログで。思いを綴るだけでも、私自身は少し不安を解消できます。読んでくれてありがとう。