2019年、まさかの夫婦でがん闘病の危機勃発?(追記)ではありませんでした!
(追記)2019年1月18日
腎臓の腫瘍は、CT画像の読影報告書によると、「指摘できません」とあり、杞憂であったようです(良かった!)
しかしながら、ドクターも想像しなかった指摘があったりで、ビックリです。
2018年は腹部エコーなどのない、簡易な健康診断で済ませてしまいましたが、50歳を過ぎたら自覚症状のないがんのリスクもあることを考え、少々の出費を厭わずに健康管理をしていかなくちゃ!と思った次第です♪お騒がせいたしました(^▽^)/
夫はすこぶる順調
慢性骨髄性白血病と共に生きる夫は、すこぶる順調です。
昨年の冬は、グリベックの副作用による手足の皮膚障害に悩まされましたが
今年は手荒れ程度です。
肝機能の数値も標準値で、「いまだかつてない」健康的な検査結果を持ち帰ってきます。
グリベックは相変わらず、成人の標準投与量の半分である2錠で継続中。
一時期3錠に増やしましたが、数値に異常が出てすぐに2錠に戻り、そのままです。
主治医はいまでも夫が禁酒していると思っているそうですが、深酒はしないようになりましたが、美味しくワインを飲んだりしてますね・・・。
もちろん、検査結果が悪くなれば自粛するのでしょうけど・・・。
妻に異常が発見されたという「まさか」
実は、私は体調がすぐれず。
夏ごろから自覚し始めた手のこわばりから、スポーツジムへ通ってひざを痛めた(12月半ば)ころから加速度的に関節痛が始まりました。
健康診断で尿潜血があり、3か月後の再検査を指示されていたこともあり、関節痛も酷いので、今日こそ今日こそと思いながら、なぜか病院に足が向かなかったのです。
その日、お昼前に夫から電話が。
夫「病院行った?痛い痛いって言っているんだから、今日は病院へ行きなさい!」
仕方なく、私は近所の「腎泌尿器科」へ行きました。
健康診断で尿潜血があり、再検査となっていることを受付で話して、関節痛についても相談したいと言いました。
診察に呼ばれると、今回も顕微鏡的血尿。Dr.からアレコレ質問ののちに
「念のためCT撮りましょう」
と言われ、内心驚きながら・・・検査室へ。
(妻の心の声)
えーーー?尿潜血くらいでCT撮る必要ってある?お金かかるーーー!
お財布にお金を入れてきてよかったと胸をなでおろしながら、CT撮影。
ガシャンガシャンガシャン!
終わるとすぐに横のモニター室へ呼ばれてドクターの解説。
ココは初めて診察へ来た病院。腎泌尿器科内科クリニックです。
尿潜血の再検査は自分の中ではオマケで、辛い関節痛を何とかしたくての受診でした。
思わぬ展開で、私の腹部のCT画像が連続写真としてモニターに映し出され・・・
Dr.「これが腎臓、これが大動脈で、これもOK、大静脈もOK,これが副腎で・・・」
えらく丁寧な説明なのね・・・と思いながらうなずく私。異常ありませんでした、だけでいいのに。。。
Dr.「これはナットクラッカー症候群と言って、血管を挟むような感じになるものなんだけど、まあこれも特に問題はないね」
〇〇症候群とかって、いろいろあるのねーなどと呑気にうなずく私。
そして・・・
Dr.「ここにねー、小さい腫瘍があります。」
「え?腫瘍???」
そりゃぁ、声も大きくなりますよ。腎臓に腫瘍でしょ?ええええー?
Dr.「まあ良性だと思いますけどね。」
私は思わず、その言葉にすがり「良性なんだー」と胸をなでおろし、再び関節痛を訴えることにしました。これはマジで痛いのよ。QOL落ちてますから。
そう言いながらも私の頭の半分はフル回転。
私の乏しく貧しい知識の中では、腎臓に腫瘍ってやばかったはず。
尿潜血で再検査→顕微鏡的血尿→CT→腎臓に腫瘍発見
がん保険の給付のお手伝いの中でこのストーリーを聞いたら、答えは悪性腫瘍としか思えない。しかもそれは早期発見とは言えないかも。
自覚症状・尿潜血なしの健康診断腹部エコーで影があるから再検査して腫瘍発見!なら・・・早期発見だろうけれども。
でもでも!
Dr.は良性だと思うって言ったんだから、良性なんでしょう。良性に間違いないはず。
良性だと思う根拠は何なのか、聞いてみたい気もしたけれど、丁寧に画像の説明をしてもらった後で、さらに突っ込んで聞くのも失礼かと思い・・・。大きさとか腫瘍の状態とかいろいろ聞けばよかった、と今になって思いますが、聞いたからと言って何が変わるわけでもないんですけどね・・・。
Dr.「関節痛は更年期だと思うけど、血液検査はしておきましょう、プラセンタ注射をしましょうね。」
・・・せんせー!実は私、シェーグレン症候群じゃないかなって思い当たる節(目や鼻の乾燥などなど)があるんだけど、と思いながらもやっぱり言い出せず。
まあ血液検査の結果で何かわかるでしょ。と採血と注射を我慢した後、無罪放免かと思いきや。
看護師さん「来週の水曜日か木曜日か、これます?」
(プラセンタ注射は週一って言ってたから、それかな?)
私「水曜日は約束があるから、そのあとか、木曜も来れます、どっちかで来ますね」
看護師さん「いやいや、検査の予約だからね、先生が来るから時間の予約しないと!」
私「え?だって先生がさっき腫瘍は良性だって・・・・」
沈黙・・・・・・・・・・・
私「・・・あ、そしたら木曜日で。」
(えーーーー?良性だって言ったじゃん、まだ検査必要なのーー?)
看護師さん「午後の3時半に予約入れておきますね。お昼ご飯を食べずに来てください」
受付で1万円を超える支払いを済ませ、沸き上がる疑問を押さえつけるために
「良性」
というドクターの言葉を思い出して邪念封印!車を運転して自宅へ戻りました。
想像に難くないと思いますが、そのあと、私はネットで「腎臓 腫瘍 良性の確率」などで検索しまくりました。
腎臓の腫瘍で良性のモノと言えば「腎嚢胞」ですが
嚢胞だったら、嚢胞と言うでしょう?
うちの夫にも腎嚢胞がありますが、腫瘍とは言われていないし、お客さまの健康診断も数多く拝見してきましたが、腎嚢胞は腎嚢胞、と書かれています。
あんな最新式みたいなきれいな画像のCTなら嚢胞はすぐに診断できるはずじゃないだろーか。
CTの画像を見た限りでは、正直なところ、何が腫瘍なのか、私には良く分かりませんでした。
ただ、ドクターが示した腫瘍がある場所は、腎臓の内部のように見えました。
ネットを検索すると、出てくる出てくる「腎臓の腫瘍は多くが悪性」という予想通りの記事がわんさか。
腎臓にできる腫瘍の大半は悪性で腎がんと呼ばれます。
や、やっぱり・・・そ、そうなのね・・・。
腎腫瘍
じんしゅよう腎臓の実質細胞から発生する腎細胞癌(がん)で、90%が悪性である。
大半って90%もあるのね、あちこちのサイトに90%と書いてあるところも多い・・。
(…途中自粛)
いやぁ参りました。あれこれ調べて怖くなったけど、あれこれ調べて何か変わるわけでもないし。
要するに・・・
90%が悪性だと言われるような「腎臓の腫瘍」が見つかって、それが良性だったら
超ラッキー!
ということでしょう。
そして、がんではない方がいいに決まっているわけですし。
そもそも、手術とか怖いし。ヤメテクレー!
ていうか、ご飯食べてないんだから、あのまま検査してくれたらよかったのにー!あ、どっかから専門の先生が来るのかな、画像診断専門のドクター?え?そんな人に見て貰わないといけないような状態なのー???で、結局、どっちの腎臓に腫瘍があるんだっけ?確か向かって右側だったよね。なんか最初に「私から見たら右が・・・」とか良く分からないようなことを言っていたけどあれはどういう意味だったんだろ?同じ画像を同じ方向から見ているんだからお腹側があっちなら向かって右は右なんじゃないの?画像だから反転しているの?いやーんわからん!
結論
良く分からないので、次の検査まで考えるのをやめます。
心配しても仕方がないし
自分の努力で治せるものでもないし
給付金のお手伝いをしていた時にも感じたけど、この、診断が出るまでの期間が一番「心配・不安」で居ても立っても居られないのよね。
まぁ、仕方がない。運を天に任せて美味しいものでも食べることにします。
来週、良性だったという報告が出来ますように。
自己流トレーニングは限界!夫婦でスポーツジムへ
【現状把握】自己流ではなかなか効果が出ない・・・
夫の状況
慢性骨髄性白血病で投薬治療中の夫は、7年ほど前に、胸が苦しいと言って検査入院して狭心症と診断され、そのまま手術となり、何と、4か所にステントが入っています。
「急性心筋梗塞になる寸前だったね、命拾いをしたね」と、ドクターに言われました。そして、良かった良かったと喜んでくださいました。
ところが、その時にお世話をしてくれた看護師さんは「彼、痛い目を見てないからきっと性根が入らないわね」と渋い顔で言いながら、家庭での注意事項を説明してくれました。
おっしゃる通り。彼は性根が入らなかったようで、美味しいものは食べたいし、お酒も飲みたい。
以前よりも、食べ物に気を付けるようになったものの、好きなものは美味しいモノ、身体に悪そうなメニューを好むことに変わりはありません。
それでも心掛けて量を減らしているようではありますが。体重はそのころよりも少し減少したものの、ここ数年来は現状維持。165cm、80kg超の肥満体型。
先日の健康診断では、いわゆるリンゴ型のお腹が上にせりあがってきており、肺や心臓を圧迫し始めていると言われたとのこと。
「まぁ今すぐどうこうって言うことではないらしいんだけど・・・」
夫が控えめな表現をしていることは何となく、分かりました。きっとこのままだと・・・というようなことを言われたのでしょう。
最近は、ゴルフの打ちっぱなしに行くことも増え、外出時も歩く距離を増やし、階段を利用するなどしていますが、正直なところ焼け石に水のように見えます。
健康な人よりも注意が必要な体であることは、間違いないはずです。
仕事から帰るのは夜21時過ぎになることも多く、晩ご飯を食べてテレビを観てお風呂に入って、またテレビをだらだら見ながら寝る、という生活を改善する必要、ありそうだと思っていたところでした。
妻の状況
妻は特に大きな病気を抱えているわけではありません。
実は私は太りやすく痩せやすい?不思議な体型で、ダイエットなどではなく体重の増減が数年周期で起こります。
特に生活に変化はなくても、数か月でどんどん太り、1年~数年経過すると、突然「痩せスイッチ」が入って数か月でどんどん痩せます。数年経過すると、数か月でどんどん太り・・・という繰り返しです。
今は太る時期のようで、1年前に来ていたスーツを着ることが出来ないくらい・・・
本音を言えば、太るスイッチが入らないようにしたいなぁと、思います。
【現状分析】美味しいモノが好きな、わたしたち。
私たち夫婦は、食べ物の嗜好が似ています。私は食べる量は比較的少ない(外食の一人前を多いと感じる)のですが、夫は1.5人前を平らげる人です。
最近は、外食を控えていますが、基本的に食べることが好きです。
白米を雑穀米にしたり、サバ缶料理のレパートリーを増やしたり、野菜や果物の摂取量を意識したり、カロリーを計算するアプリを使ったりしています。
健康的な和食テイストな食事が続くと、それはそれでとても美味しいのですが、塩分過多になりがちなので、そこも気になります。
努力をしているのですが、リバウンドのような「焼肉食べたい」「焼き鳥食べたい」「甘いもの食べたい」衝動が、確かに起きるんですよねぇ。
その衝動の全てに従うわけではありませんが、やっぱりちょっとだけ、食べたりすることも、正直あります。これがイケないのかもしれないですね・・・。
【発想の転換①】スイーツ王子は語る「食べた分、動けばいいんですよ」
そんな時、夫婦で出かけた帰りの車の中で聞いていたラジオで、プリン愛を語るスイーツ王子の一言にふたりで歓声を上げました。
そんなに食べてもスリムですよね?体重管理はどうしているんですか?という問いかけに、彼はこういったのです。
「簡単ですよ、食べた分、動けばいいだけなんですから」
いやいや、私たちもね、いろいろ努力はしているんですよ。ウォーキングしたりスロージョギングしたり、打ちっぱなしに行ったり、食事管理をしたり(全てあまあまのゆるゆるですけど)
正直、その努力が、実はお腹を空かせて食欲増進させているだけかもしれない、という気もしないでもないわけなのですが。
スイーツ王子は続けて「僕の場合、自己流ではダメだということを実感しました。実は80kgを超えた時からジムに通ってトレーナーのサポートを受けて20kg落としたんです。」といいました。ラジオだから分からないけど、きっと笑顔だったことでしょう。
【発想の転換②】自己流では効果が出ない&けがの可能性も
その次の日曜日の朝、健康番組で自己流のトレーニングではなかなか結果が出ない、それどころかけがの可能性もあるということで、正しいトレーニングの仕方が紹介されていました。
それを見ていた夫が、ジムもいいかなぁ、と呟いたのです。
自己流トレーニング派(要するに経費を掛けない)の私ですが、これはふたりにとってチャンスだと思いました。そして周辺のジムを探すことにしました。
【方向転換】私たちにとって通いやすいジムを探そう!
私たちにとって通いやすいジムとはどういうところか、と考えました。実は私、10年ほど前にジムに入会したものの、仕事が忙しくなってしまって、ほとんど通わなかったという、暗い過去があるのです。
- 職場或いは自宅に近い
- ふたりで通うので、経済的な負担が大きすぎない
- 生活のリズムに合う営業時間であること
その条件を満たすジムはふたつ。職場に近い、大きな病院内にあるジムと、自宅に近いジム。
いつ、どうやって通うのか、と考えると、仕事が休みの時に通うならどちらでも良いのですが、夫の仕事がある日に通うと考えると、晩ご飯を食べた後に、軽く1時間くらい汗を流すのに都合が良い方が、通いやすいのではないか、と考えました。
自宅に近いジムは、調べてみると夫がやりたいと言っていたプールでのプログラムもありました。
夜間も12時までの営業なので、夕食の後に1時間程度運動をして、お風呂に入って帰宅するというようなことも可能です。自宅から近いので、移動時間も大してかかりません。
ネットで調べると、会費も比較的リーズナブルで入会金無料キャンペーン中。さらにペア割引もある!ということで、さっそく見学に行き、そのまま入会手続きを済ませて来ました。
【初回トレーニングを終えて】
そして昨日、初回のトレーニングにふたりで出かけて来ました。
平日の午後の時間帯だったのですが、トレーニングしている人の多さにびっくりしました。河川敷を歩く人が少ないはずです。
私もこれから寒くなると、ウォーキングの頻度も減りそうでしたし、冷たい風に当たると気管支喘息のようになって咳が出るのも困るので、ジムでのトレーニングの方が安心だと感じます。
【それぞれの目標】
トレーナーに「運動の目標を一つか二つ」と言われ、夫は迷わず「お腹を引き締めたい」と答えました。脱!プーさん、というわけです。
私は「手持ちのスーツをスッキリと着れる体型に戻りたい」というのが目標です。
これから冬を迎えます。水道水が冷たくなり、ガス代が高くなります。ジムでお風呂に入って帰宅するなら、この水道代やガス代が少々浮くことになるでしょう。
また、夫の糖尿病の数値が安定し、体重も減らせたならば、現在服用中の糖尿病の薬を飲まなくても良くなるかもしれません。
そう考えると、このジムの会費は「経費」というよりも、夫への「投資」と考えても良いかもしれません。(と、本人も言っていました)
どうせお金を払うなら、薬代よりも健康維持費に使いたい。スタートの時点では、薬代も健康維持費も両方必要ですが、来年の今頃は薬代がなくなっていたら、こんなに嬉しいことはないですね。
夫は1年で10kgの減量をしたいそうです。私は半年で5kgの減量が目標です。
行列のできる法律相談所の菊池弁護士、宮崎市で講演
2018年11月3日、「行列のできる法律相談所」で有名な菊田幸夫弁護士が宮崎市のFPフォーラムで講演した。
菊池弁護士は、「世の中にはうまい話はない」と、事例を交え、さまざまな体験談を語った。
100名を超える聴衆は、表情豊かな語りに引き込まれ、あちこちで笑いも湧き起こった。
国選弁護も引き受けている菊池弁護士は、昨今増加しているオレオレ詐欺の被告人の手口を体験談を交えて紹介した。
オレオレ詐欺とは、電話やハガキなど文書にて相手を身内になりすまし、金銭の振込や手渡しにて金銭を騙し取る特殊詐欺の一種である。
幾多もの話法のパターンが用意され、徐々に身内と勘違いさせることもあり、誰でも騙されてしまう可能性がある。
菊池弁護士は、いくつかの事例を紹介し、オレオレ詐欺の首謀者グループの組織化や、受け子や出し子の低年齢化にも触れた。
菊池弁護士は、笑顔で話し終えてトレードマークの帽子を被り、会場を後にしました。
講演を聴き終えたファイナンシャルプランナーは、「誰もが騙される可能性があることを聞いて、息子が心配になったと話し、東京に住む息子としばらく連絡を取っていないので、今夜は連絡をして話をしてみたい」と語った。
「騙そうとする悪意から家族を守るためには、2カ所に相談をすること、というお話が心に残った」と語る人もいた。
講演会の後は、住宅ローンや教育資金、子供向けのセミナーが行われ、大盛況だった。
★★★
夫は仕事だったので、お友達と参加して来ました。ライター講座を受けたので、練習に記事風に書いてみました(^^)
慢性骨髄性白血病と「お酒」ーある患者の妻の思い
お酒は控えてください、とドクター
実は、発症当時担当医から禁酒を言い渡されてノンアルコールビールで頑張っていた夫ですが、肝機能の数値が発症前よりも良くなったことに気を良くしたのか
だんだんと、お酒に手を出すようになり・・・
セカンドオピニオンとして、佐賀大学医学部附属病院のK先生に診てもらった時にお酒の話となりこんなことも言われまして。
「いやね、現実問題として禁酒って言うのはストレスなわけですよ。僕は、適度な飲酒ならいいと思いますよ、まぁ担当医には内緒ですよ(笑)」
夫はこの言葉に背中を押されて(?)赤ワインならポリフェノールが豊富だから呑み過ぎなければ身体によい、などという持論を唱え始め、現在に至っております。
肝機能の数値は、実のところ今までになく良好で、正常範囲内。夫はニヤリ。
以前に比べて、確かに酒量は減っている
家で飲むお酒の量も、外へ飲みに行く頻度も、確かに減っています。
最近はビールを飲む量が減り、赤ワインを飲む量が増えています。確かに若いころのように一晩でワインを1本、夫がひとりで空けてしまうなんて言うことはなくなりました。
多分、夫が禁酒を続けていると思っている主治医・・・
最近、私は夫について病院へ行かないようにしているのですが、その理由の一つに、夫が「飲んでません」などという、罪のない(?)嘘をつくのを見たり聞いたりしたくないというのもあります。
妻としては、かたくなに禁酒をして機嫌が悪くなったり(私がちょっとお酒を飲むのも躊躇われるような雰囲気になったり)するのも、ストレスが溜まるなあと思うので、いまのところ(本当は良くないかもしれないけれど)見逃してやるか・・・という気持ちです。
しかしながら、1杯目のビールは、旨いよねぇ♬
時間が経つと解消される不安もあるということを実感
去年の今頃、CML(慢性骨髄性白血病)の夫はグリベックの副作用に悩まされていました。
副作用はずっと続くというわけでもない
手の皮はボロボロと剥がれ落ち、爪の周りの肉も深く割れて、キーボードを触るのも痛いと言い、指先に絆創膏を撒き、手袋をして過ごしていました。
それでもダイビングに行きたがるところが不思議なところでしたが(だって海水しょ、沁みるでしょ、どう考えても私なら無理)傍でいている妻としても、この状態がずっと続くのだろうか、と心を痛めていました。
ところが春になり、だんだんと皮膚障害は緩和され、季節的なモノだったのか身体が慣れたのかは分かりませんが、皮膚障害のことなど、すっかり忘れてしまうほどになりました。
夫は今年もフェスやダイビングで人生を大いに楽しみ、ドクターに言われるまま週イチで病院に通い、時々CK値が高いと言われてさらに通院し、というような状態です。
私自身も平穏な気持ちを取り戻し、家計もがん保険のおかげで大きな影響を受けずにいられるため、現在は問題なし、といったところです。
副作用はずっと続くものばかりではない、身体が慣れていくものもあるのだということを身をもって体験したことで、気持ちが少し楽になりました。
異常気象のせいなのか、あちらこちらで桜が咲いています。
風が吹くので、なかなかピントが合いません・・・
大分トリニータJ2暫定首位へ、夫婦で観戦の喜び。
いつだって大事な一戦だけど、特に今日は負けられない試合。
2018年10月7日日曜日。午後2時キックオフ。
宮崎に住む私たち夫婦は、早朝5時半にスマホのアラームで起き、簡単な弁当(朝食)を持って大分へ出発。
私が「佐伯市の空の公園っていうところにアサギマダラが来るらしいから、行きがけに寄りたい」と言ったので、心優しい夫はルートを変更してくれたのだ、早朝出発を条件に。
残念ながら、アサギマダラが来るフジバカマがまだ咲いていなかったため、蝶の一匹もおらず。リサーチが足りないと小言を食らう羽目になりました。
気持ちを取り直して、会場へ向かい、夫は年間パスポート、私は一般入場券に優先入場権を握りしめてスタジアムへ。
今日勝てば、大分トリニータは首位に躍り出るという大切な一戦。いつだって試合は負けられないのは当然だけど、今日は特に、負けられない試合。今ひとつサッカーのルールが分からないまま、ミーハー応援の妻ですが、夫と喜びを分かち合いたい。
そして、いつもの日田焼きそばと中津唐揚げという健康志向ゼロのランチで腹ごしらえ。
いつもの日田焼きそばがいつもの味じゃないのは、どうやら作り手のおばちゃんの姿が見えないからだね、という話になり、新しい作り手が成長するのを見守るためにもいつもの日田焼きを場を食べ続けようというような、そんな話をしながら、キックオフを待ちます。
この日の大分は朝早い時間は雲が多かったけれど、次第に晴れ間が広がり、日当たりの良い場所ではうっすらと汗が滲むほどの気温でした。
私たちはあまりの暑さに、帰り道の運転の安全確保のためにいつものゴール裏ではなく、初めての2階席観戦。
これが想像以上に見やすくて、私は気に入りましたが黙っておきました。夫はゴール裏の雰囲気が好きなのです。
彼の「好き」を大切にするために、私はココにいるので。
病気と共に生きるということで考え方や優先順位が変わったんだな、としみじみ感じました。家族のキモチ。そこには少し、覚悟もあります。
なぜ、スタジアムへ足を運ぶのか
宮崎市から大分市の大分銀行ドーム(以下大銀ドーム)まで。アプリを見ると2時間半ほどとありますが、実際に走ってみると、3時間くらいかかります。
高速を使わないと、4時間以上かかることもあります。正直、遠いと思います。
そして、今は家でも試合は観れます。正直言って、DAZN観戦でもいいじゃないか、という気持ちはありますが、夫はどうしてもドームへ行くと言って聞きません。
夫はさらに、結果の分かっている試合は観たくないと言って、DAZN観戦もライブにこだわります。
私はそれほどこだわりはない(もともとスポーツに強い関心はないタイプ)ので、何度も試合結果を先に喋ってしまって睨まれた経験があります。
そこに配慮してこそ、器量の大きい妻(笑)
アウェイ観戦ではお世話になっているDAZN。TVの大画面で解説付きで、自分の都合で観れるし、私はこっちで見るのが好き。ルールも選手の名前もうろ覚え・・・(笑)なのでね。
この日の公式入場者数は9563人。このうちのふたりとして、試合を充分に楽しみました。また来るよ!そんな気持ちで宮崎へ帰り、近所の回転すし店で祝杯の夜でありました。
このまま走り抜けろ!
いつもとは違う場所に座ったおかげで今まで見えなかったものも見えました。それは監督の後ろ姿です。
スタッフに軽く制止される姿や、交代の選手に指示をした後で、「頼むぞ」という感じで肩をたたいたり。
J2の首位に立ち、残り6試合。
リーグ戦は残り6試合で、そのうち3試合は昇格を争う上位との直接対決。まず次節で暫定3位町田とぶつかる。片野坂監督は「まだ順位を意識する時期ではない」としつつも、「重圧のかかる試合に臨めるのは、選手がここまでしっかり戦ってきたから。この先の厳しい試合で勝ち点を積み上げられれば、昇格やプレーオフに値するチームになれる」と闘志を燃やした。
若い力を育ててきた大分トリニータ。このまま走り抜け、私たちに勝利の歌を歌わせてほしい。
ただ、心配なのはこのまま勝ち続けると、夫がアウェイの試合にも行きたいと言い出さないかということ・・・。いやぁ流石に山形まで行こうとは言いださないでしょー。
いちおう、いくらくらい旅費がかかるのか調べとこうかな。
近況報告
夫は治療費がかさむことに頭を悩ませていたようです。我が家は独立採算制を長く続けてきた共働き夫婦なので、私にお金の愚痴を言うことは少なかったのですが、慢性骨髄性白血病の治療費は生命保険の給付金を受け取ってもなお、負担は大きいと実感しているようです。
夫は既往症があるために、グリベックを2錠にしたり3錠にしたりして、副作用などのコントロールをしています。
そのため、高額療養費制度の限度額に到達しないこともしばしば。本人が制度について勘違いしていたこともあり、説明して改善を提案しました。夫はすぐにそれを実行し、薬の出し方(高額療養費制度を使うために限度額を超えるように調整するなど)を工夫してもらうことで対処することにしたとのこと。これについては、またの機会にまとめます。
副作用
理由は分かりませんが、CKの値が乱高下。
春から夏にかけて、皮膚障害(皮がむけたり皮膚が割れてきたリ)は症状が治まっていましたが、秋の気配を感じる頃から皮膚障害の前兆のようなものも現れてきているようです。足の裏が割れ始めていました。
心身の状態
夫婦ともに前向きです。思い切って”夫と過ごす時間を増やす””働き方へシフトしようと決心して良かったと思っています。